POS(ポス)管理システム

POS(ポス)管理システムは、販売状況を即時に把握し販売の機会損失を防ぐとともに、販売実績を正確に集計して営業戦略の企画立案に寄与します。

1.店舗経営における販売情報の重要性

作れば売れる時代、店頭に置けば売れる大量消費の時代は終わりました。どんな企業でも時代の流れを読み、的確な商品を、的確な量、的確な値段で販売し続けないと生き残れない時代になってきています。

商品は様々な企業によって次々と開発されています。そして古くなった物は売れなくなります。売れなくなれば当然収入も入らなくなりますし、在庫は不良資産となります。

消費者の需要がめまぐるしく移り変わり、商品サイクルが短くなった今、店舗経営者に求められているのは、在庫を最小限にとどめつつ、時代のニーズの移り変わりをしっかりと掴み、柔軟に対応できる仕組み作りと言えるでしょう。

ビジネスとは相手があって初めて成り立つものです。社会全体のニーズの移り変わりを把握し、それに対応することも大切ですが、自社商品の販売状況を把握することはもっと大切です。

特にチェーン(フランチャイズ)展開をしている飲食店や物販店、コンビニ、スーパーマーケット等、多くの店舗を構えている企業にとっては、どこの店でどの商品がどの程度売れているかを把握することは、各店舗の経営戦略を考える上で大変重要となります。

更に全店の情報を集約すれば、会社全体としての商品戦略、経営戦略を考える上での貴重な情報にもなります。むしろ、これは自社にしか収集できない大変貴重なマーケティング情報と言い変えることもできるでしょう。

2.POS(ポス)管理システムとは?

POS管理システムというと、最近ではレジと一体化したものがほとんどです。コンビニやスーパーでは商品のバーコードをレジにつながったスキャナで読み込むことが多いですし、物販店などでは商品の値札についた商品IDをレジに手入力することもあります。

また、飲食店などではレジに商品のボタンが割り振られているケースもあります。このようなバーコードやID、ボタンに紐付いた商品情報(商品名、単価など)をデータベースからレジに出力するのが「POS管理システム」の中心的な機能となります。

レジ一体型ですので、商品が複数ある場合には合計額も算出しますしレシートも出力します。そして清算が終わると、販売情報としてのデータが蓄積されていくのです。よりマーケティング情報の収集に積極的なコンビニなどでは、お客様の属性情報(年代、性別など)を含めて登録させているケースもあります。

また、多くのレジでは、1日の業務が終わる毎に簡単な操作で日計処理を行うこともできるようになっています。多店舗展開している企業では「POS管理システム」を電話回線やインターネットにつなぎ、日次の集計データを本部に送信させたりもしています。

3.会員管理システム導入によって期待される効果

POS管理システムがそもそも開発されたきっかけの1つでもありますが、システムを導入することによって、レジで会計をする時の商品や値段の打ち間違いといったミスを防ぐことができます。

スーパーマーケットなど莫大な量の商品を扱う店舗では不可欠のシステムと言えます。また、在庫管理システムと連携することによって、在庫管理に伴う手間をさらに軽減し、的確な在庫管理をより効率的に行うこともできますし、欠品状況を把握することによって業者への発注を効率化する事もできます。

商品の売れ行き(在庫から販売まで)をリアルタイムで管理するという意味では、企業の生命維持装置のような位置付けのシステムと言っても過言ではありません。システムを運用していれば、企業や店舗に法律で義務づけられているジャーナルの保存も実現できます。

また、日々収集される販売情報を集計することによって、店舗毎、そして全店舗を通して売れている商品や売れていない商品を分析することも可能となります。

具体的な分析手法は各社様々ですが、分析結果は販売継続の是非や新商品の開発などの戦略検討に活用することができます。
近年では、ICカードや会員サービスが普及してきたことによって、より具体的な販売情報(属性情報)を収集することも可能になってきています。

言うまでもありませんが、企業は生きています。社員が汗水流して働いていることによって生きているのも事実ですが、お客様に生かされているのもまた事実です。そのお客様の動向を掴まずして事業体としての“健康体”を維持するのは極めて難しいと言えるでしょう。

最近ではレジ自体が「POS管理システム」と一体化してきていて、レジがある店には「POS管理システム」も合わせて導入されていることが多くなってきています。

規模の小さな個店舗などでは計算機(及びレシート発行機)としてのレジも健在ですが、消費者のニーズを掴み続けることが必要な業種や商品数が多い店舗において、レジと合わせてPOS管理システムを導入することは決して高い買い物ではないと言えるでしょう。

 

解決策

貴社に最適な弊社または他社システムをご提案します。

 

POS(ポス)管理システム

弊社の標準品で解決する

費用

一式 税込210,000円~(別途パソコンが必要です)

適正範囲・業種

アイテム数:5千件未満
物販関係

 

他社の汎用品で解決する

費用

月額 税込21,000円~(3年間の利用で756,000円相当)

適正範囲・業種

アイテム数:5万件未満
物販関係

費用

一式 税込1,050,000円~

適正範囲・業種

会員数:1~2,000名
アイテム数:100万件未満
物販関係

 

POS(ポス)管理システムに関して少しでもご興味があれば、お気軽にお問い合せください。